アイテム
ステッキ#4 (折りたたみ調節機能つき)

登場回数 14話
  • メーカーヒューゴー(Hugo)
  • 高さ調節のできるアルミのシャフト
  • 取替えのできる桜材のハンドル
  • 4つの空洞のパイプ状のものをゴムで繋ぐ。取り外すと、たたんでコンパクトに収納可能。
  • ねじ込み式の木製のハンドルは取替え可能。Hugoでは色や形の異なるヴァリエーションにとんだ替えハンドルを販売している。
  • 桜材のハンドルは別に購入したものと思われる。元のステッキのハンドルは黒。
最初の登場
「良心の痛み(Whack-a-Mole)」
[シーズン3第8話]
ハウスは理学療法士に奇怪な四点杖を押し付けられ、ステッキ#3を取り上げられてしまう。しかし、エレベーターホールでちょっとましなステッキを持っている訪問客を見つけ、うまく言いくるめてステッキの交換に成功する。
ステッキの最後と最終登場回
「ドナー(Family)」
[シーズン3第21話]
ハウスはウィルソンの元妻の飼い犬、へクターを預かるハメになる。噛み癖のあるヘクターは、ハウスのステッキもその餌食に。ヘクターのせいでハンドル部分が傷んだステッキは、ハウスが日中、病院で使っている最中にいきなり壊れ、ハウスは再び床に這うことになる。

(もしハウスが前もって調べる手間をかけていれば、ハンドル部分の替えをオンラインで購入できることに気づいただろう。しかし、ハウスはハンドルを取り替えるようなタイプとは思えないし、実際問題として、替えが届くまでステッキなしではいられなかったと思われる。第一、もしハウスが古いステッキを直して使っていたら、おそらく、わたしたちがあのクールな炎のステッキにお目にかかることもなかっただろう。)
有責任者 ヘクター ハウス「もう十分生きただろう。そろそろいい頃だ」
違いの発見
4+
テレビドラマや映画で重要な小道具がある場合は、それが万が一、壊れたり、紛失したりしたときのため、レプリカをつくっておくのが賢明だ。ハウスのステッキはどれもあまりにうまくできていて、レプリカかどうかはまずわからない。しかし、ステッキ #4に関しては、見るべきポイントがわかっていれば、当てるのは容易である。

取替え可能なハンドルをシャフトにねじ込む都合で、高さ調節の穴と突起状のボタンはハンドルに対し、左右前後、いずれかの方向を向くことになる。もしよく近づいて見るならば、ハウスのステッキのハンドルがいろんな方向を向いていることに気づかれるだろう。写真では、調節ボタンは前方、左、後方、右に見られる。

 
 
話のつじつま わたしたち誰もが敏感に反応し、いくら語ってもあきたらないほど熱中する、ストーリーのつじつま。ステッキの調節ボタンの方向の違いは、そのつじつまにエラーがあることを伺わせるだろう。わたしはここでもう一つ、証拠を挙げておきたい。ステッキ#4のまさに最初の登場シーン、ここにエラーがある。

見ればおわかりのように、左にある調節ボタン、次のシーンでは、ほら、後ろに!

こうしたエラーはおそらくたくさん見つかるだろう。どうぞご自分でも探していただきたい。