アイテム
オリジナル・ステッキ(アンティーク・オペラ)

登場回数 1
  • 本物の木製アンティーク・ステッキ
  • ハンドルはオペラ、「L」または「フラット」とも呼ばれる。おそらく黒檀製
  • 首の部分に細い象牙
  • ヒュー・ローリーによってロンドンで購入された。
  • スタジオで事故のため壊れる。(下を参照)
初めての登場
「診察嫌い(Pilot)」
[シーズン1第1話]
ハウスのステッキをわたしたちが最初に目にするのは、ハウスが登場したとき、即ち、プリンストン・プレーンズボロ教育病院の第一話、最初のシーンである。ホールを歩いてくるハウスとウィルソン。ウィルソンはハウスに患者を診ろと、説得を試みている。
最後
カナダ、ヴァンクーヴァーのスタジオ
この話はヒュー・ローリーに直接語ってもらったほうがいいだろう。

「パイロット版の撮影は変哲のないものなんだ。変哲なことを勘定に入れなきゃ、ね。僕はステッキを自分で用意してきていたんだが(ご存知ないといけないので、念のため、ロンドンはステッキと傘では世界の首都なんだ)、それを知るとみんな不安がっていた。もし僕のステッキが壊れたら、替えがないからと。僕はみんなに心配はいらないと言った。僕にだって替えはないんだから。それに僕がステッキを壊すと思うかい? その二日後、ステッキはマッチ棒のようになっていた。僕がスタジオのシャッターの下に置き忘れていたんだ。
ヒュー・ローリーによる「ハウスは手術室の怪人」より引用

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オリジナル・ステッキ
vs
レプリカ
オリジナル・ステッキとそのレプリカ(一つあるいは複数)のもっとも大きな違いはシャフトである。オリジナルのシャフトは本物の木らしく、でこぼこしていて、瘤がある。レプリカのほうは工場生産されたもので、表面がスムースだ。

事実、オリジナルは完全にまっすぐでさえない。こちらの写真で比べていただきたい。オリジナルは左、レプリカは右である。

ハンドルと首の部分はまったく同じものに見える。なので、おそらく、ステッキの上部だけは事故を免れ、新しいシャフトにとりつけられたのではないだろうか。
 
 
最後の登場
「診察嫌い(Pilot)」
[シーズン1第1話]
わたしたちが「診察嫌い」で最後にオリジナル・ステッキを見るのは、その最終シーン、ハウスが診察室に隠れ、ウィルソンと小型テレビを見ているシーンである。ステッキは彼の顎支えになっている。