アイテム オフセット型クロム・ステッキ 登場回数 1話 "The Greater Good" [シーズン5第14話] |
このステッキはアルマイト加工されたアルミ製で、ハンドルの型はオフセットを呼ばれるものである。スポンジゴムのグリップをシャフトの真上に持ってきて、より頑丈、かつ安定性にとむようにしてある。機能性に優れているが、そのぶん、ファッション性には欠ける。実際、この手のハンドルは、これまでハウスが2度使うハメに陥った、あの奇怪な四点杖と同じものであることにお気づきだろう。 クールであることが重要なステッキにあって、このステッキは四点杖よりほんのちょっとマシなだけである。ハウスにとって幸いなことに、カディは自分のやり方が悪かったことを認め、翌日、ハウスにステッキ #6を差し出す。自分の当然の所有物を取り戻したハウスは、オフセットクロムのステッキを、通りがかった郵便物のカートにあっさりと投げ入れる。(願わくば)2度とお目にかかることがないように、と。 |
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アイテム アンティーク・ヴィントナーズ 登場回数 実際に姿を見ることはなく、 話にだけ出てくる。 1話 機内感染 [シーズン3第18話] |
ハンドルがノブ形のステッキ(より正確にはウォーキング・ステッキ)は、実際の歩行の補助としては、長時間、使いづらいだろう。このステッキはとても細身で、長い年月の間におそらくもろくなっていると思われる。金属製の先端は、滑らかな面に接すると簡単に滑ってしまうだろう。とてもハウスの実用に向いているとは思えない。もしかすると、ハウスのステッキには、もっと伝統的な形のハンドルがついていたのかもしれないが、それを確かめるのはこの先もまず無理だろう。 |
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アイテム 雄牛のペニスのステッキ 登場回数 1話 Family [シーズン3第21話] |
あるんです、その名どおりのものが、ほんとうに。しばしばより上品に「雄牛の器官」と称せられるが、実際に、牛のペニスを消毒し、針金にかぶせて拡げて保存したものである。ちょっとした話の種という趣で、ステッキ(写真のように曲がったもの)あるいはウォークング・ステッキ(まっすぐなハンドル)に用いられる。 ハウスがこのステッキと対面したのは、そのあと愛用の炎のステッキを見つけることになる、風変わりな店である。はじめ、ハウスはこれをクールなステッキだと気に入るが、それが何かを知ると、「ペニスのステッキは殺人的だ」と店員に言って他を探す。 |
アイテム モルヒネ点滴スタンド 登場回数1話 「幻覚」 [シーズン2第24話] |
ハウスは元患者にわき腹と首を銃で撃たれ、モルヒネを打たれた状態で病院のベッドで目を覚ます自分を、幻覚の中で見る。犯人も、警備員に撃たれて隣りのベッドに運び込まれる。 これに我慢できないハウスは、ベッドから起き上がり、カディのオフィスに文句をいいに行く。ベッド脇のモルヒネの点滴スタンドに管でつながれたハウスは、そのまま、それを杖代わりに持って行く。 |
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アイテム アンバー 登場回数2話 "97 Seconds" [シーズン4第3話] と "Wilson's Heart" [シーズン4第16話] |
コンセントにナイフを突っ込んで、感電で仮死状態になったハウスは、ふたたび病院のベッドで目を覚ます。アンバーが患者のことでやってきて、ハウスはベッドから起きようとするが、はじめ、ステッキだけでは歩けない。体のバランスを取り戻すまで、ハウスはアンバーに寄りかかって歩く。 興味深いことに、普段、誰からもの手助けを拒否するハウスだが、ライバルであり、自分の相似形でもある女性の肩を、もう一度借りることになる。アンバーの死につながるバス事故の夜、アンバーはハウスが夜っぴてビールとウィスキーをがぶ飲みしているバーに、ウィルソンの代わりに車で迎えに来る。酔っ払ったハウスはステッキを忘れ、アンバーに支えられてバーを出る。 |
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アイテム モップとバケツ 登場回数1話 "The Greater Good" [シーズン514話] |
ステッキ #6が盗まれたすぐあと、ハウスはバケツに入ったモップを見つける。ハウスはおそらく掃除夫「ブルー」(ルウ)が、実際の犯行に(カディの企みの汚れ役として)関わったと目星をつける。その前に、エレベーターに「故障中」の偽の貼紙をはったのも(同じくカディの命令で)、ブルーだったからである。そこで、ハウスは3つのことを同時に果たす。すなわち 1) ちゃんとした代替品(このページ上の、オフセット・クロムのステッキ)を見つけるまでの、一時的歩行補助を手に入れる。 2) モップとバケツを盗むことで、ブルーに直接、仕返しをする。 3) 哀れっぽく、モップに寄りかかりながらカディのオフィスに現れることで、カディに控えめかつ強力に罪悪感を覚えさせ、ついでにオフィスのカーペットを汚い水で汚す。 |